2013年06月21日号

鎌倉の西方極楽浄土


6月上旬、東京で開かれた認知症シンポジウムに参加した。久しぶりの東京で大学の医科学研究所に勤務する次男夫婦に会うために妻も同行した。今年の東京は梅雨時期にもかかわらず、2日間とも晴天だった。土曜日午後のシンポジウム終了後、次男夫婦と待ち合わせ、銀座の創作和食の店で食事。


   翌日は上野公園界隈の美術館を訪れた後、浅草からの隅田川下りと考えていたが、せっかくの好天なので鎌倉に行こうということになった。品川からJR横須賀線で鎌倉へ向かい鶴岡八幡宮へ。源実朝を暗殺した公暁が隠れていたという伝説から「隠れ銀杏」と呼ばれた大イチョウは3年前の大風で倒木、でも、その周囲からは何本もの「ひこばえ」が生えていて生命力の強さを感じた。鎌倉名物の「しらす丼」の昼食後、江ノ島電鉄で長谷寺へ。


   鎌倉長谷寺の寺伝では、奈良長谷寺を開基した徳道が楠の大木から2体の十一面観音像を造り、1体を奈良長谷寺の本尊とし、もう1体を海に流したところ、15年後に三浦半島に流れ着き鎌倉に安置したのが始まりとのこと。だが科学的年代特定では鎌倉長谷寺の本尊は室町時代の作とされている。両寺とも四季の花々が美しい寺で「西方極楽浄土」と。庭園散策は1時間ほどの待ち行列…あきらめて宝物館にある大好きな観音三十三応現身立像へ。途中に紫陽花庭園を垣間見る所があって満足。


   四季の花は私たちを和ませてくれる。毎年、育苗しているペチュニア…今年は天候不順のためか発芽率が極端に悪く、生育も遅い。イライラしながら毎朝観察していたが、副道に並べた苗の中から成長の早い苗が幾度もポットごと誰かが持ち去っている。こんなことは今までにないことだ。「欲しい」と言ってくれれば喜んで差し上げるのに…と思いながら、何となくさびしい気持ちになった。でも、今週から患者さんにペチュニアの苗を配布することができて一安心!


レッドクリフ CD

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