2013年08月02日号

失せ物、顛末記


「最近の高血圧治療」という講演会に出席するために上京。講演会は午後5時からで少々時間があり、根津美術館に向かった。地下鉄表参道駅で下車、青山の街並を歩きながら辿り着いたが、展示物の入れ替えのために休館。止む無く丸の内にある三菱一号館美術館を訪れて江戸期の浮世絵コレクションの展示を鑑賞した。


   講演会終了後、待ち合わせの神楽坂に向かうため、会場から浜松町までタクシーで。精算のため1000円札を出したが、「小銭はありませんか?」と。持っていた札入れをシートに置いてレシートを受け取り下車した。横断歩道を渡ろうとしたとき、札入れの置き忘れに気づいたが、タクシーは遥か彼方へ。


   飯田橋に着いて妻や次男夫婦と合流。乗車したタクシー会社は不明。次男が「レシートは?」と言ってくれ、会社や乗車した車番まで判明した。電話すると「運転手から忘れ物の報告があった」とのこと。予約していた創作和食料理店に落ち着いたところで運転手からの電話、宿泊ホテルのフロントに届けてくれるとのこと。


   普段は札入れをズボンの尻ポケットに入れるが、これは日本だからで、海外旅行の際は必ずタスキ掛けしたバッグに入れる。札入れを山手線に乗るので、バッグに入れようと思って右手に持っていたところ、突然に小銭の有無を問われ、小銭入れを探すためにシートに置いたのがことの始まり。妻が「最近、一度に2つのことをしようとすると、1つは忘れる」と言っていたのをボケの始まりと笑っていたが、人間は均等に年齢を加えて集中力低下は避けられないと実感した。無事に自宅に辿り着き、新聞受けに入っていた見知らぬ封筒…化粧道具、マンション管理人からの手紙が入っていた。旅の出発の日に自宅から札幌駅まで乗車した際に落した妻の持ち物で運転手が届けてくれたとのこと。「おみくじ」を引いたら「失せ物、必ず出づ」とあったに違いない!


ビクター Everio エブリオ GZ-MG330

トラックバックURL:

« 人の業か、狂気か… | TOP

[PR]SEO対策済みテンプレート