2013年09月20日号

祝!東京オリンピック


アルゼンチンで開かれていたIOC総会で、2020年のオリンピックの開催都市に東京が選出された。選挙では、疲弊する経済の再建起爆剤として満を持していたマドリード、イスラム圏最初の開催都市を目指していたイスタンブールを抑えての選出であった。


   開催決定について、中国や韓国から指摘されている歴史認識問題や国内でも「大震災や原発事故の後始末を優先すべきでは」とか「国家の負債が1千兆円を超えた現在の経済状態を残しているのに」といった批判は一考する余地はある。だが、政治や経済音痴の私としては、昨年末の衆議院選挙や今年の参議院選挙の結果によって、数年間続いた社会の閉塞状況を打開する上昇機運に少しはプラス要因になるのではと勝手に思っている。


   1964年の東京オリンピックの年、私は高校2年生だった。例年の修学旅行では鎌倉と箱根を訪れる日程がオリンピック観戦に振り替えられた。都内の見学でもいたるところにオリンピック気分が漂い、観戦は国立競技場の上段、聖火台に向かって左側のすぐ下だった。陸上競技、男子100メートル準決勝で当時の最速ランナー=ヘイズが10秒ジャストで走ったのを見た記憶がある。当時は国鉄の在来線での移動、向かい合った4人掛けの椅子に渡して寝床にするため持参した板を持ったまま東京駅で、私の小・中学生時代の同級生の兄がレスリング・フライ級フリースタイルで金メダルを取ったのを知った。


   それから47年間が経過し、7年後に再び東京でオリンピックが見られるのだ。IOC総会をライブで見てはいなかったが、ビデオで見ると、メダリストやタレントたち、猪瀬都知事や安倍首相、英語とフランス語を駆使した高円宮妃殿下、いずれのプレゼンテーションも素晴らしいものだった。一生の中で2度も開催国として迎えることができるのは幸運と言えるだろう。そうだ、1972年の札幌オリンピック、1998年の長野オリンピックも含めて4度目だ!


福袋

トラックバックURL:

« 十五夜、お彼岸… | TOP | No.156 »

[PR]SEO対策済みテンプレート