2014年03月14日号

目がごろごろ、痛かゆーい


 例年と同様に雪の多さと寒さにうんざりしている方も多いのではないでしょうか。ソチ冬季オリンピックで興奮と感動、そして希望を与えてくれた日本選手の活躍を思い出しながら、そこまで来ている春を待ちましょう。


 この時期には「目がゴロゴロする」、「まばたきをすると目が痛痒い」、「目が赤くなり涙が出る」、「目が腫れぼったい」、「目のゴロゴロだんだん強くなり、夕方になると目が開けてられない」、「瞬きをすると目が霞む」と言った訴えで外来を訪れる患者さんが多くなります。よく診るとまぶた全体が少し腫れており、白目の充血、結膜をめくるとまぶたの裏も充血しています。しかし訴えの割には外観上、症状が軽いという印象です。


 どうしてこの様な症状が冬場に多くなるのか、明快に説明できる訳ではありませんが、①気温(室内と野外の温度差)②湿気(暖房している室内の極端な湿度低下)③密閉され乾燥している室内でハウスダストの浮遊量が増加しているなどが一因と考えられます。また、個人的な目の事情として④アレルギー結膜炎を中心とした種々の慢性結膜炎、⑤ドライアイ(涙液分泌量の減少や涙液の機能低下)なども複雑に関係していると思われます。


 それではどのように対処したらいいでしょう。冷え込みの強い日は別ですが、室内の温度は外気と大きな差が出ないようにほどほどの高さにするのが良いでしょう。湿度は加湿器などで50%以上を確保するのが理想的です(皮膚の乾燥防止にも必要)。また、日に2~3回は5分程度窓を開け外気を取り入れると室内への湿気の取り入れとハウスダストを外に逃がす対策になります。


 この様な対策を講じても症状が取れない場合は、結膜炎やドライアイに対する治療が必要になります。結膜に症状が出たら我慢は禁物です。目を掻きむしったりすると「ものもらい」や「角膜に傷を付けたり」、思わぬ障害を誘発しますので、お気を付け下さい。


ICレコーダー オリンパス

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