2014年05月23日号

No.164


 「心の回診」を読んで下さる読者の皆さん、お元気ですか?五月晴の良い季節を迎えています。病院の畑に患者さんとじゃが芋を植えました。代表に選ばれた各病棟8人の患者さんが、ジャンケンで勝った順に、陽照りの良い畑を選んで行きます。此の日は先輩の患者さんが主役で、主導権を握り、職員に、種芋の扱い方を教えてくれます。職員が「はい」「はい」と良い返事をしていました。


 実は私、持病の胃ねん転を起こしてしまい急性期の病院に救急車で運ばれて、2週間入院していました。ラッキーな事に丁度このじゃが芋の行事に合せたかのように退院できました。


 突然の入院と言う事で、家族を含めて多くの人に迷惑と心配をかけてしまいました。大切な時に「ナンデ!?」と自分の体が不甲斐がなくて、泣きたくなりました。心もボロボロになって、食欲もありません。


 その時、私の部屋のドアが「トン!トン!」とノックされて、栄養士さんが昼食を配膳してくれました。2週間振りのパウロ病院の給食です。お粥がトロトロに煮えていて、優しいお粥さんでした。私の弱っている胃に、ベストの温度のおかゆさんでした。コーンスープも黄色い玉子色のカステラも、病み上がりの私の胃袋に、優しく収まって行きました。


 患者になると言う事は、囚人になると言う事…。それ位い辛い事と言う事なのでしょう。長い仕事の経験からその意味の深さがわかってきます。


 心と、体の元気は、バランスが取れていないと駄目なのです。


 自分のまわりを見回して見ると、良くわかります。側に行くと、心が冷えるような人、逆に、側にいると、体も心も温まって来る人のまわりには、自然に人が集まって来ます。病んでみて、優しい中山修子になろうと思いました。病気も時にはまたヨシ!!


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