2014年06月13日号

夢も希望もない日本?


 内閣府がこのほど公表した「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」(2014年版「子ども・若者白書」特集)は、日本・韓国・アメリカ・英国・ドイツ・フランス・スウェーデン7カ国の13歳~29歳男女の1000人ずつに、昨年11月~12月に聞いたもので、興味深い結果がさまざまに出ている。その中で衝撃的だったのは、「将来への希望」が《ある》《どちらかといえばある》と答えた割合が、諸外国では80~90%台に達したのに対し、日本だけは62%ほどと際立って低くなったことだ。


 「早く結婚して自分の家庭を持ちたい」が日本では46%ほどで、欧米の20~30%台(韓国は53%)を上回ったのに対し、「40歳になったときのイメージ」は、《幸せになっている》が他の6ヵ国では80%台だったのが、日本では66%と最も低く、《子どもを育てている》は日本がわずか20%(他国は30~40%)、《結婚している》は24%(他国は30~45%)で、40歳の頃には《世界で活躍している》《多くの人の役に立っている》《出世している》などとイメージする子供や若者も日本が極端に少なく最低…。


 「働くことに関する不安」では《老後の年金はどうなるか》《十分な収入が得られるか》《そもそも就職できるのか・仕事を続けられるのか》といった項目に、日本の子供・若者の約75~78%が不安を感じていることもわかった。


 結婚はしたいが、安定した生活が望めない――夢も希望もない日本の子供や若者…。経済界と政治家はこの現実を直視すべきだ。


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