2014年12月12日号

卵酒


 この頃の寒さは、体がまだ冬の気候に慣れていないせいか、骨の芯から冷える感じがするから、「骨冷え」などと言って身を縮めている。年を取るにしたがって身にこたえるようになった。人恋しい季節でもあるのだが、散歩人の場合は同時に使い捨てカイロが恋しい季節でもある。そして、日本酒が恋しい季節にもなったから、酒の特集(本紙12月5日号「日本酒早わかり」)をやったら、その中の卵酒を紹介する記事が「よく解いた卵に熱燗(あつかん)を注ぐ(高温すぎると固まるので注意)」だけと、あまりにおざなりで乱暴だった。反省の意味も込めてもう少し詳しく書いてみたい。


 散歩人が小さい頃には酒はどぶろく(濁り酒)だったのだが、小鍋に沸かしてポッと火をつけてアルコールを飛ばし、そこに、あらかじめ砂糖を加えてといておいた卵をスーと落して軽くかき混ぜ、火から下ろす…。母親が作ってくれるこの卵酒が、風邪引きの子供にはこの上なく温かくおいしかったのを覚えている。


 本やインターネットで調べてみると、作り方がこれとはかなり違う。いろんなやり方があるのだけれど、評判がいいのはやはり卵と砂糖(蜂蜜などもいいという)を混ぜ合わせたのに、湯や電子レンジで熱燗にしたのを少しずつ加えながらかき混ぜるという方法。卵が固まらず、程よくとけ合ってきれいにおいしくできるそうだ。日本酒が苦手な人や子供には、鍋で沸かしたり火をつけてアルコール分を飛ばしたのを使うのがいい。これに生姜のしぼり汁などを入れたりする。


 後は人それぞれにお好みで。冬の夜、卵酒で温まるのもいいかも知れない…。


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