2015年04月17日号

おこぼれなんて…


 トリクルダウン理論とは、「富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が滴り落ちる(トリクルダウンする)」とする経済理論または経済思想。しかし、富裕層をさらに富ませれば貧困層の経済状況が改善することを裏付ける有力な研究は存在しないとされている――なんて、大略そんな説明が「ウィキペディア」というインターネットの“百科事典”にあった。


 ここ何年かこのトリクルダウンが現政権の経済政策だとかでずいぶん騒がれたが、経済専門家と称する人たちの解説も「滴(したた)り落ち」などとずいぶんもったいぶったものが多いから、何だそんなもん「おこぼれ」ってはっきり言えばいいじゃないか…などと内心毒づいていた。金持ちにもっと儲けさせれば、貧乏人もその“おこぼれ”を頂戴できるなんて、人を馬鹿にしている。これが現代の経済理論だというのだから、あきれた話…。


 株価が2万円を超えたと騒いでいる。大手の企業や金持ちは好景気なのかも知れないが、まわりに「景気が良くなった」という話はあまり聞かない。みんな「そのおこぼれとやらは、まだか…まだか…」と口をあけて待っているのだが、反対に、値上げ値上げでむしろ財布の中身は苦しくなっている感じがする。


 せめて、普通の人が普通に生きて行ける、そんな世の中を実現する、地に足の着いた経済と政治のかじ取りであって欲しい。


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