2015年04月24日号

春…下萌えの季節


 桜の開花がまた早まりそうだと日本気象協会が発表した。4月17日発表の第9回桜の開花予想によると、札幌あたりの開花予想日は4月26日で、平年より7日、昨年より3日早いという。8割以上のつぼみが花開く予想満開日は4月30日。開花しておおむね3~4日で満開になる…。


 札幌の桜の開花が観測史上最も早かったのは、2008年の4月21日という記録だそうだが、暖かい日が続けば今回の開花予想よりまたさらに早く咲き出すのかも知れない。毎年の桜の開花・満開日は、札幌の場合は札幌管区気象台が標本木としている気象台構内のソメイヨシノの開花状況(札幌・室蘭・江差・函館以外の各地の観測ではエゾヤマザクラが標本木)が元になっていて、2012年から、それまでの北海道神宮にあった標本木が樹齢約80年を数えて花芽の付きが悪くなったことから、気象台構内にある樹齢約20年の標本木に世代交代したという。ちなみに、桜の開花が一番遅かったのは1980年の5月14日。最近では一昨年(2013年)が5月13日の開花で、そういえばそんな寒い年もあった。


 それにしても、今年の春は駆け足だ。あれよあれよという間に雪が消えて、“三寒四温”の言葉通りに寒くなったり暖かくなったりしながら、いつの間にかツツジや水仙のつぼみもふくらんで、すっかり春本番の風情。気象台では桜の一方で、梅やタンポポ、山ツツジやフジ、ライラックなど10数種の植物や、数種の動物を対象にする生物季節観測を全国で行っているが、春が早い函館では今年、梅と水仙が平年より2週間早く、タンポポが1週間早く咲き出したという。平年だと札幌で梅が咲くのは5月1日。タンポポは4月29日だというから、今年の春はどちらももうそろそろ咲き出しそう。


 土手にはつくしん坊がいっぱいだ。野と森は早春の草花が芽吹く“下萌(も)え”の季節。西の空には夕暮れ空に宵の明星…金星が明るく輝いている。この分で行けば、満開の桜の夜空に十三夜の月とか満月が浮かんでいるかも知れない。まばゆいほどの日ざしとそよ風と、はるかな山々と白い雲。春、爛漫…。


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