2015年10月02日号

女心?男心?


「秋の空」といえば「女心」なんてすぐ連想してしまう年代に属しているのだが…。昔は、天候が変わりやすい秋の空にかけたのは「男心」で、「女心」じゃあないのよ!などという“天の声”がどこからか聞こえたから、ちょっと調べてみた…。


 広辞苑第4版によると、《女心…①女に特有の心。女のやさしい心。②女が男を慕う心。③(略)》《男心…①男らしい心持。②男の浮気な心。「―と秋の空」(変わりやすいことのたとえ)③(略)》などとあって、「秋の空」を結びつける例えは、「男心」にはあっても「女心」には見られない。これが、1998年発刊の広辞苑第5版になると、《女心…①女性に特有の心情。②女性が男性を思う心。「―と秋の空」(変わりやすいことのたとえ。古くは「男心と秋の空」)」③(略)》《男心…①男らしい、勇ましい心。「―に男が惚れる」②男性の女性を思う心。「―と秋の空」(変わりやすいことのたとえ。後に「女心と秋の空」とも)③(略)》などと変化する。


 いずれ日本の秋の変わりやすい天気から生まれた“ことわざ”だろうけど、イギリスには「女心と冬の風」などという言い方があるそうで、そんな影響があって「女心と秋の空」の方が一般的になったと解説する辞書もあるようだから、別に女が強くなったためでも、時流に合わせて“浮気心”が男女共同参画しているためでもない…かも知れない。


 考えてみれば、「男心」は女性対象の“浮気心”なのに対して、「女心」は異性対象というよりは、生活の中での感情の起伏の激しさ、ころころ気分が変わる…という意味合いが強い感じがする。どちらもまあ、人間だもの…お互い苦労はするけどね。


プラセンタ

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