2016年02月05日号

眼底検査の話


 眼底検査とはどんな検査でしょう。眼底検査では字の如く「眼の底」にある、網膜や視神経がみえます。また、光の通り道である水晶体全体を観察でき、白内障の程度もチェックできます。


 検査をするためには光を当てる必要があります。黒目(瞳孔)は光を当てることにより小さくなりますので、黒目が大きく開いたままになる目薬(散瞳剤)を、さす必要があります。


 個人差はありますが、だいたい20~30分は薬が効いてくるまでに時間がかかります(眼科の待ち時間が長くなる一つの原因となっています)。一度散瞳剤が効くと、4~5時間は瞳孔が開きっぱなしなります。


 眼底検査の際には注意点が何点かあります。


 ○薬が効いている間は見えづらくなります 散瞳剤が効いている間はまったく見えなくなるわけではありませんが、距離感が掴みづらくなりますので長時間、車の運転をされる方は注意が必要です。小児(特に斜視がある方)には持続時間が長めの散瞳剤(2~3日効いています)を使用することもあります。


 ○散瞳剤アレルギーがある方 散瞳剤点眼後、白目や、まぶたが赤くなることが希にあります。次回から弱めの散瞳剤に変更する必要があります(しかし黒目が十分に開かない可能性もありますので検査が不十分になる可能性もあります)。


 ○散瞳することによって眼圧が上がる危険性のある方 閉塞隅角緑内障というタイプの緑内障の方は、散瞳剤にて眼圧が上がる可能性がありますので注意が必要です。


 ○瞳孔の大きさを検査した方が良い方 脳神経の病気で、黒目の大きさを調べる必要がある方は散瞳剤を入れる前に診察が必要です。


 以上注意点はありますが、眼底検査はさまざまな情報が得ることができますので、見え方に不安がある方は眼底検査を受けられることをお勧めします。


 江別こばやし眼科 小林 和夫 院長


 江別こばやし眼科/江別市元町27―3【TEL】380―1010。


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