2016年04月22日号

九州の大地震


桜は今年も早そうだ。日本気象協会の開花予想によると札幌周辺は4月28日(13日発表)で、民間の気象情報会社では24日とか26日などと予想している。満開になるのが3~4日後だとすれば、ちょうど連休にかかることになる。


 北海道の桜は大きく3種類だという。道内全域に見られ花の期間が長いものの葉が開くのも早め、爽やかで凛(りん)とした濃いピンクの花が美しいエゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)、道東・道北、南千島、サハリンに分布して樹高が低く、花は白色から淡い紅色まで微妙に異なるという北方の桜・チシマザクラ、そして、幕末の頃に江戸染井村の植木屋から売り出されて日本各地に植えられ広がったという白色に近いほんのり淡紅色のソメイヨシノ……。ソメイヨシノは道南~道央にかけてよく植えられ、美唄の東明公園が北限とされている。


 …と、花見案内の記事を作っていたら、九州ではとんでもない事が起こっていて、“花見気分”は吹き飛んでしまった。4月14日夜9時26分、九州・熊本で最大震度7の大地震が発生。地震はその後もおさまらず、熊本から大分の方向に震源地を移したりしながら、16日午前までだと震度1以上の地震で1時間に10回近く、震度5弱以上の強い地震が10数回も起こって、甚大な被害が出ている。大地震があっても揺れは間もなく収束するのが通常だった。ところが今回は大地震が熊本・阿蘇・大分と帯状に、広範囲で次から次へと頻発する近年では経験のない現象が続いている。揺れがおさまったと思う間もなくまた大きく揺れる。現地の人々の恐怖は想像もできない。追い打ちをかけるように大雨も降るという。


 地震学者からは、関東から紀伊半島中部~四国~豊予海峡~大分~熊本へと続く国内最大級の活断層「中央構造線」上で起きた地震で、今後同じような地震は同構造線上の愛媛などでも起きる可能性があるなどの指摘もあり、不安を投げかける…。


 桜が咲く優美な季節を迎えた日本列島が今、不気味に蠢動(しゅんどう)している。


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