2016年04月29日号

最近の入れ歯事情


 最近、軟かい入れ歯はどうなのですか?と聞かれることが多いのですが、入れ歯に限らず何にでも当てはまることなのですが、一見とても良さそうなものにみえても、長所短所は必ずあるものです。表面的なことだけでなくその物の特性を良く知ったうえで選ぶことが何より大事かと思います。
 見た目も良く軟かいので、入れた直後は快適でも、長期的にはいろんな不具合が生じてくるようです。入れ歯は決して値段や素材ではなく力のコントロールを的確にすることが大事なのですが、軟かい素材の入れ歯はそれが非常に困難です。


 日本補綴学会でも、現在のところは推奨しておりません。


 一方保険の入れ歯は、一度入れ歯を作ったら、転医したとしても、その後半年間は新しい入れ歯を作ることができない制度になっています。何度調整しても合わない時など、違う歯科医院にかかりたくても、修理だけで行きにくいと遠慮するせいか、半年間ずっとがまんしてから新しい入れ歯を希望される患者さんがいらっしゃるのには驚かされます。さぞや長い期間つらい思いをされていることでしょう。もし、そのような状況になったとしても、修理だけでも受け付けてくれる歯科医院はあると思いますので、あきらめずに早く修理か調整をしてもらうとよいでしょう。


 がまんしていると、噛み合わせにも異常な癖がついてきます。入れ歯を支える大事な土台の骨がすり減ってきたりして、ますます入れ歯が合いにくくなってきますので、注意が必要です。


 森林公園歯科医院 原田江里子医師
 森林公園歯科医院/厚別区厚別北2条5丁目1―12【TEL】891―2022。


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