2016年07月29日号

カモメとウミネコ


 野幌森林公園のほとりを流れる小野津幌川(おのっぽろがわ)の近くを走っていたら、“カモメ”のような白い鳥が1羽飛んできた。小野津幌川は、いずれ野津幌川に合流し、豊平川、そして石狩川に流れ込む川だから、川をたどって上流まで飛来したものらしい。“カモメ”の姿は豊平川の流域では、ビルが立ち並ぶ街の中でも最近はよく見かけるという。でも、あれは“カモメ”なのだろうか“ウミネコ”だろうか…どうも気になってきた。


 毎週土曜日の昼ごはんは、翌週の新聞の締め切りに追われるものだから、弁当を出前してもらってスタッフが一緒のテーブルを囲むのだが、小野津幌川で見た“カモメ”を思い出して、「カモメ(鴎)」と「ウミネコ(海猫)」の違いについての話になった。どこが違うんだろう…と聞いたら、みんな「エッ」と意表を突かれたような顔になった。「おんなじだと思っていた」が約半数。残りは「違うとは思っていたが、どこが違うのか言われてみればよくわからない」と言う。みんな海に行くたびに見ていながら、実はだ~れもな~んにも知らなかったのだ!!。


 …で、調べてみたら、どちらも「チドリ目カモメ科カモメ属」の同じような鳥。体長は45cm程度。口ばしの色が、黄色だけのカモメに対して、ウミネコには黄色の先はしに赤と黒の斑がある。また、尾羽などに多少の違いもあるが、見た目はほとんど変わらないらしい。鳴き声はいろいろ紹介されているが、カモメの〈クワァー アオ クワァー〉に対して、ウミネコは〈ミャーミャー〉なんだとか。でも、実際聞き分けられるかどうかは分からない。ただ、決定的に違うのは、ウミネコは日本では1年中見られる、いわゆる留鳥だそうだが、カモメは越冬のために大陸の北の方から飛来する渡り鳥で、日本では冬にしか見られない「冬鳥」なのだという。ということは、夏に飛んでいるのは「ウミネコ」ということ。ウミネコは結構内陸まで入り込むが、カモメは沿岸部だけに生息するのだそうだ。う~ん…そうだったのか~。


 そういえば、昔、「カモメのジョナサン」というアメリカ映画の名作が人気を集めたことがあって、その当時、《(問)カモメが百羽います。一羽はカモメのジョナサン、では残りは?(答)カモメのミナサン》――なんて言葉遊びが子供たちに流行ったっけ……どちらにしても、お粗末さまで…。


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