2016年12月16日号

ただ今冬真っ直中


 いよいよ本格的な冬のシーズンとなりました。ことしは、秋が短くいきなり冬、寒いですね。この季節を楽しむために海外から道内を訪れる観光客が増加しているようですが、我々にとって冬は厳しい季節。健康を維持する上で気を付けなければならないことがいくつかあります。


 まず寒さ対策ですが、気温が下がると血圧が上昇し、脳卒中や心筋梗塞などの血管病が増加すると言われています。急激な温度の変化に身体が対応出来ないことが原因です。たとえば入浴の際、脱衣室と浴室で温度差が大きいと入浴の前後で血圧が急激に変化します。これにより心臓や脳の血管障害が誘発されますので、部屋の温度差が少なくなるよう工夫が必要です。また冷気に曝(さら)される早朝のウォーキングには十分な防寒対策をしてください。高血圧で治療中の方は、朝夕の血圧測定などの血圧管理を怠りなく。


 寒さにより目にも病気が起こります。最も怖いのは、心臓や脳の血管病と同様に網膜血管が閉塞する病気で、網膜の動脈閉塞と静脈閉塞があります。動脈閉塞が起こると急激に高度の視力低下が起こり、治療は困難を極めます。静脈閉塞の場合、視力低下は比較的急速ですが、その程度は様々です。レーザーや硝子体注射などの治療により視力改善を期待できる病気です。気温の高低差が激しい日には、白目の出血(球結膜下出血)が多発します。外見は派手ですが視力障害はなく1~2週間で吸収されます。また寒さは緑内障の悪化も招きますので、眼圧の変化に要注意です。


 寒さに乾燥が加わると全身的には乾燥肌、ひび、あかぎれなどが悩みの種になります。暖房で室内が乾燥する時期には目も乾き易くなります。ドライアイに気を付けてください。また乾燥した室内の空気中には大量のハウスダストが浮遊しアレルギー結膜炎を誘発します。


 寒いこの冬に急に視力が落ちた、何となくぼやける、目が乾く、痒い、涙が出るなどの症状を自覚したらすぐに眼科で検査を受けてください。


医療法人社団 はやし眼科 林 一彦 院長
 江別市大麻中町2―17メディカルビルおおあさ3F【TEL】388―1220。


インテリア・寝具・収納

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