2017年01月01日号

空に明星


 「一番星見~つけた」…まだ明るさが残る西の空を指さして、子供たちは大きな声で歌うように叫んだ。ほかの星を見つけると、続けて「二番星見~つけた」「三番星見~つけた」と囃(はや)して遊ぶのが、夕暮れ時、家路につく時の情景だった。街々に夕闇がしのび寄って、まわりの山々も街並みも、人々の姿も影絵のように浮かび上がる頃から、西の空に、時にひときわ明るく輝き始める星がある。「宵の明星」金星…。


 水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・(冥王星)――の順で太陽のまわりを回る太陽系の惑星を、学校に入って「スイ・キン・チ・カ・モク・ド・テン・カイ・メイ」と呪文のように覚えたのを思い出す(冥王星は2006年、準惑星に格下げ!?されたとか)。金星は地球より太陽に近い軌道を回っているお隣りの惑星で、空の星々の中では一番明るく見えるのだそうだ。太陽と地球との位置関係で、時に夕空に「宵の明星」となって見えたり、夜明けの空に「明けの明星」となって輝く。


 ちょうど今は宵の明星で、1月1日から数日間の暮れ方(夕4時前後~7時前)には、南西の空に三日月などに寄り添って光り輝く美しい情景が見られるという。とりわけ2日は金星と月が大接近する特別な日とか。日が暮れたら、ちょっと空を見上げて欲しい。天気さえ良ければ、正月の夕空に風雅な光景が見られる…。


 それにしても、空に明星を見るとスッと心が晴れる感じがするのはなぜなんだろう。何万年も前から、昔々の人もあの明星を見上げていたかと思うと、なんだかとってもうれしくなってしまうのだ。


 本年もまんまる新聞をよろしくお願いします。
――スタッフ一同――


家電・AV・カメラ

トラックバックURL:

« ホントに“財政難”…? | TOP

[PR]SEO対策済みテンプレート