2017年01月20日号

ドライアイ~治療編~


 ドライアイは、①涙の量が減ったり、②涙の質のバランスが崩れることによって涙が乾き、目の表面に傷が生じる病気です。


 ①涙の量を増やすには?


 〈点眼薬〉昔からあるものとして人工涙液からヒアルロン酸点眼、最近は涙の分泌を増やす点眼も出てきています。まずは点眼治療が第一選択です。


 〈サプリメント〉涙の量を増やすといわれるサプリメントが市販されていますので試してみても良いかもしれません。


 また、涙の量が減らないようにするのも大切です。


 〈加湿〉乾燥による涙の減少を防ぎます。


 〈眼鏡の装用〉同様に乾燥を防ぎます。


 〈涙点プラグ〉まぶたの内側には涙点といって、涙が鼻に逃げていく通路の入口があります。涙点にフタをすることによって涙の留まりが良くなります。


 〈コンタクトレンズの中止〉コンタクトレンズはドライアイを悪化させます。最近はコンタクトレンズの上から点眼可能な薬も出てきています。


 ②涙の質のバランスを整えるには?


 〈点眼薬〉最近の点眼薬の中には、ムチンという物質を分泌させることにより、涙が乾きにくく安定させる力があります。


 〈温罨法(おんあんぽう)〉まぶたを温めてあげることにより、まぶたの縁から油が分泌され、目の表面にうっすらコーティングされます。涙の乾きが若干遅くなる可能性はあります。


 実際には点眼薬を主体とした治療になりますが、同時に環境を整えていくことが大切です。また、「ごきげん」に過ごすとドライアイが改善するというデータもあります。


 ドライアイはさまざまな要因が関与しており、ご自身の目にあった治療法を実施されるのがよいでしょう。眼科医は少しでも皆様の「ごきげん」にお役立ちできればと考えています。


江別こばやし眼科 小林 和夫 院長
 江別こばやし眼科/江別市元町27―3【TEL】380―1010。


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