2017年02月03日号

季節はめぐり…春の兆し


 春夏秋冬…太陽の巡りに合わせて4つの季節をさらに細かく6つずつに分け、合計24に区分して季節の移り変わりを知らせる二十四節気。1つの節気が知らせる季節は約15日間になる。冬は11月初旬の立冬に始まって、小雪(しょうせつ)、大雪(たいせつ)、冬至(とうじ)、小寒(しょうかん)、大寒(だいかん)――と移り変わる。寒さが厳しくなる小寒を迎えるのを、古くから「寒の入り」といい、小寒→大寒の30日間を「寒」「寒中」「寒の内」などといってきた。その大寒が終わる日が冬の最終日とされ、「寒明け」などといって、寒さがゆるむのを喜んだ。今年は2月3日、この日は、豆まきなどをして幸せを願う節分でもある。そして翌日は「立春」…。


 子供の頃……地球は太陽のまわりを、円に近い楕円(だえん)の軌道で回っているから、地球が太陽から遠い時が冬で、太陽に近い時が夏になる……と習ったような気がして、そういう要素もあるかも知れないとぼんやり思っていた。ところが調べてみたら、太陽と地球の距離は、季節の変化には大きな影響がないそうで、ほとんどは地球の傾きが原因なのだそうだ。


 地球が自転する軸になる地軸の傾きは、23・4度とかなり傾いているという。夏、北半球では太陽に向かって傾き、太陽光を正面に長く受けて熱を多く浴びて暑くなり、太陽光を斜めに受けて日が短い冬はその逆になる。それとは反対に、同じ理由で北半球が冬の時は南半球が夏になる。ところで、地球が太陽のまわりを回る公転軌道で、地球に一番近くなる時を近日点、遠くなる時を遠日点というのだそうだが、実は近日点は1月初め、遠日点は7月初めなのだとか。太陽にもっとも近づくはずの季節が、北半球では冬の真っただ中、遠くなるはずの季節が夏の真っただ中…。つまりは、季節は太陽との距離ではなく、日の高さや日照時間の変化で移り変わっている…。


 2月4日「立春」。暦の上とはいえ、待ちこがれた春を迎える。寒が明けて、お日さまも少しずつ高くなってくる。春の二十四節気は立春→雨水(うすい)→啓蟄(けいちつ)→春分→清明(せいめい)→穀雨(こくう)――と巡る。雪遊びの子供たちのその足元の雪の下から、春の兆しがほのかに立ち上る…。


家あげ花火

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