2017年04月28日号

食べこぼしやむせは要注意


 高齢化社会に伴い、ロコモティブシンドロームは広く知れ渡ってきました。それと似たようなことがお口の中でおきてくるのが、口腔機能低下症です。


 口の中の細菌数、乾燥、噛み合わせの力、舌や唇の運動、舌が食べ物を押しつぶす力、噛む機能、飲み込む機能が低下してくることです。最近ますます注目をあびるようになってきました。


 この口腔機能低下症がなぜ問題なのかというと、このようにお口の状態が悪くなってくれば、低栄養になったり、高齢者にとっては大きな生きがいでもある食べることの楽しみがなくなり、全身的な虚弱につながってゆき、ひいては要介護状態に移行していきやすいということが明らかになりました。


 口腔機能低下症になりかけていても、その自覚がないことが多く、そのままの生活を続けると要介護リスクを高めることになります。


 このようなことにならないためにも、歯を失ったときの治療を受けるのはもちろんのこと、食べこぼし、わずかのむせ、噛めない食品が増える、滑舌の衰え、などのささいな口腔機能の低下を軽視しないことが大切です。


 まずは、早期に気付き、お口の中に関心をもちましょう。


 定期的に歯や口の健康状態をかかりつけの歯科医師に診てもらったり、地域で開催される介護予防事業などさまざまな口腔機能向上のための教室や、セミナーなどを活用することも効果的です。



 森林公園歯科医院 原田江里子 歯科医師(補綴専門医)
 森林公園歯科医院/厚別区厚別北2条5丁目1―12【TEL】891―2022。


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