2017年10月13日号

選挙に思うこと


 総務省によると、衆院選では毎回600億~700億円の費用がかかっており、今回も同じくらいの支出が必要になる見通しだと、新聞に出ていた(2017年9月29日東京新聞夕刊)。2014年12月の前回衆院選の費用は616億9335万円で、政府予算の予備費から支出されたのだという。有権者数は約1億400万人だから、1人あたり約600円かかった計算。すべて国民の税金だ。同紙によれば、前回の費用の内訳は、投票所の運営や期日前投票などにかかる「一般経費」が約365億円、選挙公報発行費やポスター掲示板の設置費など候補者にかかる「公営費」が約251億円だったそうだ。ちなみに2005年9月の衆院選は約745億円。デフレの影響などでそれ以降は下がる傾向という。


 う~ん、それにしてもどうして今、解散・選挙なのか?いろいろ言われているが、いずれにしても選挙には税金がかかることだけははっきりしている。そりゃ1人当たりに割れば、「サラリーマンのランチ1回分くらいだから安いものだ」なんて言い方をする人もいて、つい「それもそうか」とごまかされそうになるが、よく考えれば600億円とか700億円は莫大な金額だということに気がつく。先に天引きされてしまい自分の財布から出ていく痛みがないから、つい無関心になりがちだけど、だからこそ、その税金の使い方が適正かどうかをチェックするのが議員本来の大事な仕事のはずだった。


 …で、この選挙、本当に差し迫った必要性があったのかどうか、合点が行かないままでいる。700億円近くあったら、ずい分いろんなことに使えるだろうなとも思うのだ。とはいえ、自分たちの代表を国会に送るための手続きだ。「憲法“改定”」など国の将来を決定づける重要な問題がからむ選挙でもある。仕方がないから投票には行く。だが、最近の国会のような平気でウソと欺瞞(ぎまん)でごまかすような恥となるような候補者はごめんだ。どういう考えを持ち、どう取り組むのか、立候補者は責任ある立場として真正面から訴えてほしいと思う…。人間として尊敬できる候補者であってほしい…。


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