2017年11月10日号

無茶苦茶なルール


 頭髪が生まれつき茶色いのに、学校から黒く染めるよう強要され精神的苦痛を受けたとして、大阪府羽曳野市の府立懐風館(かいふうかん)高校3年の女子生徒(18)が約220万円の損害賠償を府に求める訴えを大阪地裁に起こした。=中略=生徒は昨年9月から不登校になっており、「指導の名の下に行われたいじめだ」と訴えている(10月27日毎日新聞)――信じられないようなニュースが新聞各紙やテレビを賑わして、波紋を広げた。


 報道によると、学校側は執拗(しつよう)に黒染めを“指導”、染色で生徒の頭皮がかぶれるほどだったが、教諭から「母子家庭だから茶髪にしているのか」と中傷されたり、指導の際に過呼吸で倒れ、救急車で運ばれたこともあったほか、文化祭や修学旅行には茶髪を理由に参加させてもらえなかったという。「黒染めしないなら学校に来る必要はない」と言われ不登校になったが、学校は生徒の名前を名簿から削除。他の生徒や保護者には、退学したと虚偽の説明をしていた…。


 マスコミ各社の報道はほぼ共通しているが、事実とすれば恐ろしい話だと思う。人の道から外れた無法なルールを振りかざして、教え子を「虐待」する学校現場の姿…。これはもう、人を教え導いて育てる教育者の姿ではない。人権を侵害し人を痛めつける重大な犯罪だ。


 学校側は生徒の代理人弁護士に対し「たとえ金髪の外国人留学生でも規則で黒染めさせることになる」などと説明したとも報道されている。どうしてこんな無茶苦茶なことが言えるのか。ただただ唖然(あぜん)とするばかりなのだ…。


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