2017年12月01日号

寒くなると循環器・呼吸器が!


 今年は、10月がずっと11月なみの気温、1ヵ月早く寒さと乾燥がやってきました。そのため、内科・循環器的には、色々な症状が例年より早く身体に表れています。さて、どんなことでしよう?


 高血圧 家で血圧を測っている人の中で、高くなってると感じた方が多く見られました。寒いところで測らず暖まり身体がなじんだところで測定するのが原則です。それでも高い方は、塩分過剰が原因として考えられます。鍋物や漬け物が多くありませんか?


 狭心症 寒い中で作業や散歩をすると、胸が苦しくなる…という方は要注意です。心臓の筋肉に血液を供給する冠動脈が動脈硬化などで狭くなって起こる病気です。動くと胸痛・胸部圧迫感・胸苦しさを感じます。休むと数分で楽になるとすれば、可能性大です。症状が徐々に強くなっているときは、血管が完全に詰まる心筋梗塞という重大事態が迫っています。 


 心不全 肺のむくみを、肺水腫といいます。夜になって寝ると苦しく身体を起こすと楽になる、などの症状がでたら非常に危険です。もともと心臓の悪い人が、塩分が身体にたまるとむくみますが足や顔だけでなく、肺にむくみ(水腫)が出ることがあるわけです。 


 喘息 一方で、寒さとともに起こる乾燥で、呼吸器症状が出ることもあります。咳が出ないで息切れや胸苦しさだけの喘息が、特に高齢者によく見られます。寒いところを歩くと苦しくなるが、心臓だか呼吸器だか自分でもわからないという方が多いと思います。


 血圧だけでも、お薬の調節が必要なのか、食事の改善で良いのかを見分けるのは簡単ではありません。胸部症状に関しては、病気の種類まで見分けるのは、素人判断ではできないと思います。除雪などが始まって、去年はできたのに今年はすぐ息が上がる、胸が苦しくなる、などの症状が出たら危険信号。お医者さんに相談してください。


 新札幌駅前内科循環器 増田敦 院長
 新札幌駅前内科循環器/厚別中央2条5丁目3―40【TEL】801―1000。


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