2018年01月26日号

有島武郎と未完の「星座」

道文学館50周年記念特別展 2月3日~3月25日

 北海道に生きる人々を鮮烈に描き出した傑作「カインの末裔」「生れ出づる悩み」や自我に目覚めた女性をテーマにした「或る女」など、数々の名作を生んだ小説家、有島武郎(1878~1923年)の生涯と、その主な作品を書簡・日記・絵画・遺品などで辿るとともに、札幌農学校(現・北海道大学)の学生時代をモデルにして描かれた小説「星座」の世界を紹介する、北海道文学館創立50周年記念特別展「有島武郎と未完の『星座』」が2月3日(土)~3月25日(日)午前9時30分~午後5時(入場4時30分)、北海道立文学館(中島公園内、地下鉄中島公園駅3番出口6分)で開催される。観覧料は一般700円、高大生450円、小中生300円、65歳以上450円。


 会場には、昨年新たに発見された有島の自筆原稿「星座」をはじめとする貴重な文学資料に加え、造形作家・高山美香氏による《ちまちま人形・有島武郎》、漫画家・瀧波ユカリ氏による「星座」主要登場人物の等身大イラストパネルが登場。また本紙既報の通り、会期中、多彩な特別展関連イベントが行われる。


 「星座」は、明治32(1899)年頃の札幌を舞台に、貧苦、病、思想、学問、恋愛、性など様々な悩みを抱えながら生きる個性豊かな若者たちの青春群像が多視点的に描かれる。有島は新たな決意と共にこの小説を書きはじめたが、ほどなくして45歳の若さで自ら命を絶ち、作品も未完のままで終わった。特別展では有島がこの作品に託した思いに迫る――。


 問い合わせ/北海道立文学館【TEL】511―7655。


プラズマクラスターイオン発生機
ハンズフリーカーキット
Wチューナー レコーダー

トラックバックURL:

« 「松浦武四郎」を語る | TOP | 厚別西で「紙袋ランターンフェスティバル」 »

[PR]SEO対策済みテンプレート