2018年02月23日号

花粉症の季節が近づいてきました


 そろそろ雪融けも近くなり、また花粉症の季節が近づいてきました。花粉症は皆さんご存じのように、花粉が引き起こすアレルギー症状のことです。昔(50~60年前)はほとんどなく、耳鼻科で問題になることはほとんどなかったのですが、近年スギ花粉症を始めとして急速に増加し、最近はその低年齢化が問題になっています。北海道にはスギの木はほとんどないのですが、その代わりにシラカバの花粉症が起こります。欧米にはスギ花粉症はなく欧米の花粉症もシラカバによるものが大半です。そして、スギやシラカバだけでなく、イネ科の牧草類や、秋のキク科の植物等、いろいろな植物の花粉で花粉症が引き起こされることもわかってきて、こちらも増加しています。


 北海道では3月初旬、早ければ2月下旬から花粉が飛び始めます。これはハンノキと言って、シラカバと近い仲間の木です。花粉もシラカバの花粉と非常によく似ています。ですから、シラカバ花粉症の患者さんは多くの場合、ハンノキの花粉にもアレルギーを起こします。ハンノキの花粉は4月ころまで飛散しますが、4月末ころには本格的にシラカバの花粉が飛び始め北海道の花粉の本格的なシーズンに入ります。しかし、シラカバ花粉症は5月いっぱいで終わります。入れ替わりにイネ科花粉症(カモガヤやオオアワガエリ等の本来は牧草類)が始まります。イネ科花粉は主に6月に飛び、7月まで飛散しています。そして8月は花粉症がひと休みの時期です。9月に入るとヨモギやブタクサなどのキク科の花粉症が10月まで続きます。花粉症のある方は、花粉の飛散する2週間くらい前から薬を服用する等の対策をとって、春から秋を快適に過ごしてください。


 みみ・はな・のど はらだクリニック 原田克己院長
 みみ・はな・のど はらだクリニック/江別市大麻ひかり町32―1【TEL】388―3333。


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