2019年03月01日号

すこしずつ…春


 季節の巡りを表す二十四節気で言えば、春になって2番目、立春の半月後に来るのが「雨水(うすい)」=日差しが春めいて、雪が雨に変わり、草木の萌芽(ほうが)の兆しが見えてくるころ…=で、今年は2月19日だった。


 札幌ではちょうどこの日から平均気温がプラスに。少し寒い江別などもほぼ似たような感じで、どこからともなく春の匂いがしてくる。あれは土の匂いだろうか、草の匂いだろうか、いずれそんな香り…。日差しも日に日に強くなって、とけ始めた雪の結晶に春の日の光がきらめく。青い空に白い雪野原がまぶしく映えて…ああ、もうあっちにもこっちにも春の兆し。商店街のお店の奥さんも「なんか、ウキウキしてきますよねえ」などと挨拶(あいさつ)してくれる。


 通り道の木立ちが、深い眠りから目を覚まして伸びでもするように、青い空に向かってすっくと立っている。その梢(こずえ)に小鳥たちが賑やかに囀(さえず)って、まるで春の歌だ。昼暖かくなって、夜冷えれば、雪の表面が凍って、朝日を受けて宝石のようにきらめく光の中を、氷の上をどこまでも歩いて行ける雪渡り(カタユキ=堅雪?=という地方も多い)の季節だ。


 雪の下では、きっともう春を待ちかねて、草たちは根を張り出し芽吹きの準備を終えている。3月6日は虫たちが春を迎えて外に出る「啓蟄(けいちつ)」。南の国からはもう花便り…。


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