2019年04月12日号

「目に良いサプリメントってありますか?」


 しばしば質問を受けますが、「目」は意外と複雑な器官ですので、一括りで「良い」と答えることは困難です。


 ほとんどの人が知っているサプリメントという言葉ですが、明確な定義がなく、「ある成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品」をさします。


 サプリメントの利用は拡大しており、最近の調査によると、約3割の人が毎日利用し、過去の使用経験を含めると約8割の方が利用したことがあるようです。


 眼科でサプリメントを推奨する際には、ターゲットを絞ってお勧めすることが多く、「網膜保護に良いといわれるサプリメント」「眼圧下降が得られるといわれるサプリメント」「水晶体の老化(老眼・白内障)に良いといわれるサプリメント」「ドライアイに着目したサプリメント」などが主にあげられます。


 有名なサプリメントの成分として「ルテイン」があげられます。ケール(青汁の原料)やほうれん草などの濃緑色野菜に豊富に存在しており、加齢黄斑変性という病気の進行予防に期待されています。


 最適とされている量を食事から摂取するには大量の食べ物を多種類食べなければならず、事実上、毎日続けることはできません。


 カロリーオーバーや栄養素の偏り、過剰摂取の恐れもあります。


 そこで日常の食事で不足した分をサプリメントとして摂取するということになります。


 “サプリメント”は、英語で“補助”という意味で、薬の代わりではありません。また、必ずしも科学的根拠が十分ではありません。摂り過ぎや、服用している医薬品との相互作用で、思わぬ健康被害が発生することもありますので、注意が必要です。何より三度の食事をきちんとバランスよく食べることが大切です。


 江別こばやし眼科 小林和夫院長
 江別こばやし眼科/江別市元町27―3【TEL】380―1010。


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