住宅見学会、リモート中継で 厚別の工務店リビングワークが導入

 新築住宅やリフォームを手掛ける厚別区の工務店、㈱リビングワーク(厚別南6丁目2―10、山川美千代社長)は、無料通信アプリLINEや、ビデオ会議サービスZoomなどのビデオ通話機能を使った「オンライン完成見学会」を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で、外出自粛の要請が続く中、安心して家づくりを考えられる機会を提供していく。

 ㈱リビングワークは、高気密・高断熱の省エネ性能とデザイン性に優れた新築住宅やリノベーション、リフォームなどを手掛けている。北国にふさわしい温熱環境の専門技術者(BIS)を社内に置き、国の長期優良住宅を自社の品質基準のひとつに定めている。
 また、厚別区、北広島市、江別市など地元密着をモットーに、顔が見える住まいづくりを実践。キッチン、トイレ、浴室など水回りの生活動線や、家族のコミュニケーション、子育てのしやすさなど、女性に優しいきめ細かな家づくりも特長のひとつだ。
 オンライン見学会は、政府の緊急事態宣言を受けて、連休前の4月下旬から導入した。同社スタッフが物件の中をカメラで撮影しながら、家づくりのポイントを解説する。ネットを介したビデオ通話では、会話も可能なため、もっと詳しく見てみたい場所のリクエストや、家づくりの様々な相談にも応じる。
 現在、受付中の物件は、もみじ台南6丁目2―9の同社オリジナルの企画住宅「i―fit+Ⅲモデルハウス」と、江別市大麻の4LDKタイプ「i―fit」。ともに5月30日(土)・31日(日)の両日①午前10時②午後1時③午後3時から。各回限定1組。現地での見学も受け付ける。今後、具体的なプラン設計などの打ち合わせも、希望があればLINE、Zoom、FaceTimeなどのビデオ通話で応じる。
 同社広報担当の一級建築士、豊島宣恵さんは「家づくり検討のタイミングは、子どもの成長や両親の介護など、それぞれのライフステージが大きく関与します。コロナ禍の中でも、暮らしやすい家づくりを考えるお手伝いがしたい」と話している。
 問・申/㈱リビングワーク【フリーダイヤル】0120―892―234