不登校経験の生徒による体験発表や専門家の基調講演 大志学園札幌校で「不登校」のシンポ 8月3日、白石区

 過去に不登校を経験した高校生に当事者視点で話してもらう「生徒による体験談発表」や、世界各国の生徒指導・教育相談を研究する広島大学教授で、日本教育相談学会会長の栗原慎二氏が基調講演をする、2019年度第1回教育シンポジウム「不登校・『学校に行けない』とはどういうことか~親・教師は何から始められると良いか?~」が8月3日(土)午前10時~昼12時30分、東京大志学園札幌校(白石区平和通2丁目北11―18/クラーク記念国際高校札幌白石キャンパス内、JR白石駅5分)で開かれる。参加費は1000円。対象は保護者や・教育関係者で、定員は先着60人。申し込みは8月2日(金)まで。
 シンポジウムでは、小中学校時代に不登校を経験し、克服した中高生へのインタビューを交えながら、大人にできる具体的な支援策を栗原氏に解説してもらうという。
 主催は東京大志学園札幌校。東京大志学園は公益財団法人こども教育支援財団が運営する不登校の小中学生のための教育機関で、全国に13校・14拠点があり、カウンセラーの資格を持った講師が指導、カウンセリングなどのサポートをしている。
 申し込み・問い合わせ/同財団札幌分室【TEL】867―6218。