新札幌魚鮮のビアガーデン バケツジンギスカンが登場

 新札幌の海鮮居酒屋「魚鮮本店」で夏恒例のビアガーデンが始まった。今年は、岩手名物のバケツジンギスカンが味わえる。  バケツジンギスカンは、北海道と並んでジンギスカンがソウルフードとして定着している岩手県・遠野市の発祥。側面に空気取りの穴があるブリキバケツに固形燃料を入れて、南部鉄器の鍋を乗せて焼くスタイル。同市のホームセンターでは、穴あきバケツが普通に売られていて、人が集まる時はバケツジンギスカンというのが定番になっている。  岩手出身の同店会長のアイデアで、この夏のために、遠野市で使用されているジンギスカン用のバケツ10台を用意した。  メニューは味付きラム(550円)、生ラム(850円)のほか、三陸産のゆでつぶ(380円)や、ホヤの甘造り塩辛(380円)などを用意した(いずれも税別)。生ラムは、特製のタレか、ゆず香る香草塩でいただく。店舗が休業日の日曜以外は、店内メニューもオーダーできる。  さらにビアガーデン限定で、店内では生ビール通常470円のところ、380円で提供される。  鎌居店長は「海の家のようにラフな雰囲気の中、お仲間と暑気払いを楽しんでほしい」と話している。  平日は午後4時から。土日は午後1時から。午後11時30分閉店。団体での利用は予約がおすすめだが、席が空いていれば予約なしでもOK。  問/魚鮮本店(厚別中央3条4丁目JR高架下)【TEL】011―894―6965