地名をとおして北海道を見つめ直す 特別展「アイヌ語地名と北海道」 9月23日まで、北海道博物館

 国宝の伊能図6点、国指定重要文化財の近藤重蔵・今井八九郎・菅江真澄関係資料など33点をふくむ約100点を特別公開している、北海道博物館第5回特別展「アイヌ語地名と北海道」が9月23日(月・祝)までの午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)、同博物館(厚別町小野幌53―2)で開かれている。8月にも関連イベントが次の通り行われる。
 【講演会】=いずれも13時30分~15時30分、同館講堂、定員80人。事前申し込みを(受け付けは開催日1ヵ月前頃から)▽「伊能忠敬と間宮林蔵の蝦夷地測量」…8月4日(日)、講師は北海道史研究協議会会員の髙木崇世芝氏=伊能忠敬と間宮林蔵の蝦夷地測量に関する2人の足跡や関係など▽「アイヌ語研究からみた『アイヌ語地名』その1」…8月25日(日)、講師は北海道大学の佐藤知己氏=言語学からみたアイヌ語地名研究について。【学芸員による展示解説セミナー】=いずれも13時~14時、同館講堂、定員80人。申し込み不要▽「江戸時代の古地図・古文献とアイヌ語地名」…8月11日(日・祝)、講師は同館歴史研究グループの東俊佑学芸員▽「北海道の地名うんちく話~ふるさとに帰省された皆様に」…8月12日(月・休)、講師は同館生活文化研究グループの池田貴夫学芸員。
 申し込みは、行事申し込み専用電話番号(【TEL】898―0500)で。
 問い合わせ/北海道博物館【TEL】898―0466。