文学館特別展…「昭和」とは、あの「戦争」とは何だったのか 保阪正康の仕事~「昭和史」との対話~ 11月7日まで、道立文学館

 「昭和には人類の歴史のすべてが詰まっている」…「昭和」とは、あの「戦争」とは何だったのか。ノンフィクション作家・保阪正康は、「昭和」を生きた政治家、軍人、活動家などに取材を重ね、証言や資料でその実態を読み解いてきました。本展では、これまでに発表したおよそ150冊の著作群を通して保阪が見た「昭和」の実像に迫り、その一方で、「昭和史を語り継ぐ会」を主宰し、講演活動などで見せる歴史の「語り部」としての側面も紹介。また、札幌市に生まれ、その後の歩みにつながった保阪の背景にある「昭和」を北海道での幼少期、さらにはその目に映ってきた北海道から探ります(案内より概略)――江別に母方のルーツを持ち、白石に住んで札幌の柏中、東高校を卒業、昭和史研究の第一人者として大きな足跡を残す保阪正康氏の著作と活動を追う文学館特別展「ノンフィクション作家・保阪正康の仕事~『昭和史』との対話~」が8月31日~11月7日(木)、北海道立文学館(中島公園内、地下鉄中島公園駅3番出口6分)で開催されている。観覧料は一般700円、高大・65歳以上450円、小中生300円。
 関連イベント ◇【講演とトーク「高校生と語る『近代日本の戦争と北海道の人々』」】9月23日(月・祝)14時~15時30分・文学館講堂…講師は保阪正康氏(ノンフィクション作家)/参加無料/要申込※電話で受付中/定員80人。
 問い合わせ/道立文学館【TEL】511―7655。