津軽三味線…初代高橋竹山の人生や心模様を呼び覚ます 映画「津軽のカマリ」札幌上映会 9月23日、札幌エルプラザ

 視力を失い、唯生きる為に三味線と共に彷徨(さまよ)った高橋竹山と苦難の世を渡った名もなき北東北の人々の魂が三弦の音色とともに蘇る(案内より)――津軽三味線の巨星、初代高橋竹山(1910~1998年)の残された映像や音声、生身の竹山を知る人々の言葉を拾いながら、彼の人生や心模様を呼び覚ましていくドキュメンタリー映画「津軽のカマリ」(2018年/日本/大西功一監督/104分)の札幌上映会が9月23日(月・祝)午後6時~9時、札幌エルプラザ・3階ホール(北8西3、JR札幌駅北口3分・地下通路直結)で開かれる。料金は一般前売1300円、当日1700円、小学生以上前売1000円、当日1300円。シルバー(60歳以上)1000円(前売・当日共通)=学生・シルバーは身分証提示を=。上映終了後に大西功一監督のトークも予定されている。
 大西功一監督が車に上映機材を積んで、単身日本全国を巡り、上映とトークを繰り広げていく「津軽のカマリ」全国キャラバン上映会の一環。生前、高橋竹山は「津軽のカマリ(におい)がわきでるような音をだしたい」と語っている。
 問い合わせ/(主催)映画「津軽のカマリ」札幌上映実行委員会【TEL】080―9851―3486。