アイヌ語の文法と語り方などを分かりやすく解説 「アイヌの物語を聴いてみよう」 12月8日、北海道博物館

 アイヌの物語ってどんなお話なんだろう?「メノコユカラ」ってなんだろう?……北海道博物館のアイヌ語講座2「アイヌの物語を聴いてみよう」が12月8日(日)午後1時30分~3時30分、同博物館・講堂(厚別町小野幌53―2)で開かれる。参加無料。対象は中学生以上で、定員は先着80人。事前申し込みを。
 講師は、アイヌ文化研究グループ(アイヌ民族文化研究センター)研究職員の大谷洋一氏。アイヌ口承文芸には、語り方や主人公などの違いで様々な種類の物語があり、その中で、初心者にとって比較的にアイヌ語の聞き取りが容易な、節の付いた語りものである「メノコユカラ」などの物語について基本的なアイヌ語の文法と語り方などを平易な言葉で分かりやすく解説する。また、2000年代にアイヌの物語を伝承していた人たちから物語の聴き取りをした様子についても見てもらうという。
 申し込みは行事申し込みの専用電話(898―0500)。
 問い合わせ/同博物館【TEL】898―0466。