立命館大学名誉教授で上方芸能評論家の木津川計氏講演も 朗読グループ「古都」10周年記念朗読会 6月8日、渡辺淳一文学館

朗読グループ「古都」の10周年記念朗読会と、上方芸能評論家の木津川計氏(立命館大学名誉教授)の講演「朗読の広がった背景と課題」を行う、渡辺淳一文学館ドラマティックライブが6月8日(土)午前11時~午後1時と午後3時~5時の2回、同文学館地下ホール(南12西6)で開かれる。料金は各部2500円(1ドリンク付き)。午前、午後で内容が異なる。 午前の部では、菊池寛「藤十郎の恋」、「源氏物語千年紀10周年東本願寺バージョン『源氏物語』」の朗読ほか、木津川計氏が講演。午後の部では、谷崎潤一郎「武州公秘話」、谷崎潤一郎「『春琴抄』~船場言葉を今に~」の朗読と木津川計氏の講演がある。 グループは、京都の「古典の日推進委員会」主催の朗読コンテストで賞を受けたメンバーを中心に結成。大阪、兵庫、奈良、富山、北海道に住む主婦中心のグループで、毎年、京都と大阪で朗読会を開催している。結成当初から木津川計氏らが後援。今回、結成10周年の記念朗読会を代表の宮下郁子さんが住む、北海道で開催する。 問い合わせ/渡辺淳一文学館【TEL】551―1282。