認知症高齢者の増加に伴い、必要性高まる“市民後見人” 札幌市が養成研修事前説明会 6月29日、社会福祉総合C

2019年度「札幌市市民後見人養成研修事前説明会」が6月29日(土)午後1時30分~4時、札幌市社会福祉総合センター4階大研修室(大通西19、地下鉄西18丁目駅1番出口3分)で開かれる。参加無料。養成研修の受講を検討している市民や受講に興味がある市民が対象。定員は、6月21日(金)まで申し込み先着250人。 成年後見制度は、家庭裁判所が選任した親族や弁護士などが、対象者の身上監護(介護サービス利用契約など)や財産管理(預金の出し入れなど)を行うもの。認知症高齢者の増加に伴って、必要性は高まっており、弁護士や司法書士といった専門資格は持たないものの、社会貢献への関心の高い市民が、一定の基礎知識と技術を身に着けて「市民後見人」として活躍することが期待されている。 札幌市では9月から養成研修の基礎研修を5日間、実務研修を延べ8日間開催予定。この養成研修の受講には、事前説明会に出席していることが条件の一つとなる。 事前説明会では▽講演「成年後見制度の概要及び市民後見人養成の意義と必要性について」…講師は(公社)成年後見センター・リーガルサポート札幌支部支部長で、司法書士の千貝愛氏。▽説明「札幌市市民後見人養成研修及び市民後見人への支援体制等について」…説明は札幌市社会福祉協議会高齢者・障がい者生活あんしん支援センター職員―を予定している。 申し込みは札幌市コールセンターに電話(222―4894)、FAX(221―4894)などで。 問い合わせ/札幌市社会福祉協議会高齢者・障がい者生活あんしん支援センター【TEL】632―7355。