料理家・辰巳芳子が病床の父のために作り続けたスープは… エルプラシネマ「天のしずく」上映会 7月3日、札幌エルプラザ

 料理家・辰巳芳子さんが病床の父のために工夫を凝らして作り続けたスープは、やがて人々を癒す「いのちのスープ」と呼ばれるようになりました。いのちの始まりには母乳があり、最後に唇をしめらす末期の水があります。人のいのちは絶えることなく流れる川のようです。森、海、田畑など日本の風土が生み出す食の恵み。ていねいに、素材が喜ぶように作り出されたスープ。それを口にした人々のホッと息づく表情…(映画案内より)……札幌市男女共同参画センターの情報センターが所蔵している映像資料の上映会、エルプラ・シネマでドキュメンタリー映画「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”」(河邑厚徳監督/2012年日本/113分)が7月3日(水)午後1時30分~3時15分(上映30分前開場)、札幌エルプラザ3階・札幌市男女共同参画センターホール(北8西3、JR札幌駅北口3分・地下通路直結)で上映される。参加無料。定員は会場先着200人。当日直接会場へ。
 この映画は、農と食を通して、人の命の尊厳を改めて考え直す映像の記録でもあるという。
 問い合わせ/札幌エルプラザ情報センター【TEL】728―1223。