札幌市が一斉調査、参加者を募集 身近な生き物を探そう

 札幌市は、市民が身近に生息する動植物を調査する「さっぽろ生き物さがし2020」の参加者を募集している。  自然環境保全のための基本指針「生物多様性さっぽろビジョン」に基づき、2015年から毎年実施している。家の周りの花壇や公園、河川敷から郊外の野山まで、まちなかで観察できる野鳥や虫、草花などを調査して、その分布状況をマップに落とし込む。  年々参加者は増加しており、昨年は小学生を中心に800人以上が参加し、2000件近くの報告が集まった。新型コロナウイルスの影響で、人が集まるイベントが軒並み中止になっている中、今年は学年単位での学校からの参加など例年を上回る参加者が集まっている。