日本初公開5作品を含む、12作品が集結 オランダのアーティスト「テオ・ヤンセン展」 7月13日~、芸術の森

 風を動力源としてオランダの砂浜を疾駆する「ストランド(砂浜)ビースト(生命体)」。ボディ全体は黄色いプラスチックチューブで造形され、物理工学を基盤としたその動きは生物を思わせるほどに滑らかで有機的です。それらはオランダのアーティスト、テオ・ヤンセン(1948~)によって故国の海面上昇問題を解決するために生み出されました。(案内より)――「テオ・ヤンセン展」が7月13日(土)~9月1日(日)午前9時45分~午後5時30分(入館は午後5時まで)、札幌芸術の森美術館(南区芸術の森2丁目75)で開かれる。料金は一般1300円、高校・大学生800円、小・中学生500円。会期中は無休。
 展示では日本初公開5作品を含む、12作品が集結する。
 ◇関連イベント▽「命を吹き込むリ・アニメーション」…毎日午前10時から1時間おきに(15分程度)、同美術館展示室、料金は無料(当日有効の観覧券が必要)=実際に動くストランドビースト(1~2体)の様子を見ることができる(当日の状況により、開催時間などを変更する場合あり)。
 問い合わせ/札幌芸術の森【TEL】591―0090。