◆「日記でたどる『日本人の戦争』」

NHK第1ラジオ8月14日(水)20時5分~21時55分=戦時下の日記には、戦争という惨禍の時代に日本人であるとはどういうことかが日々記録されている。今年亡くなった日本文学者のドナルド・キーンさんは、戦時中、米海軍の語学士官としてアッツ島などで玉砕した日本兵の日記に出会って以来、日本文学を日記から読み解き、晩年には日記を通して戦争の意味を見つめ直した。大江健三郎を育てた渡辺一夫、型破りな小説家の山田風太郎、人気作家の高見順、英文学者の伊藤整らは、あの戦争の激動の日々をどのように生き、何を考えたのか?番組では、ドナルド・キーンさんの研究を手がかりに、戦時期の日記を朗読によって紹介し、スタジオで歴史家らとともに読み解く…。