樺太アイヌの対雁移住問題に関する歴史的背景など… 江別市民会館で「松本十郎判官の生涯」 11月10日、14時~

 江別市民会館の歴史講座「松本十郎判官の生涯~涙の辞任に繋がった樺太アイヌ対雁移住問題~」が11月10日(日)午後2時~、江別市民会館37号室(高砂町6、江別市役所隣り)で開かれる。講演は約2時間。参加費は500円。定員は先着80人程度。事前申し込みを。
 講師は、北海道開発庁(現国土交通省)勤務を経て開拓使研究家、歴史を切り口としたノンフィクション作家として活躍する北国諒星(ほっこくりょうせい)氏。江別に関わりのある、樺太アイヌの対雁移住問題に関する歴史的背景などを松本十郎の生涯を通して解説する。
 松本十郎は、生活環境の維持などを考えずに樺太アイヌを北海道に移住させた、開拓使頂点に立つ黒田清隆と対立し、辞職したという。
 問い合わせ/江別市民会館【TEL】383―6446。