認知機能改善への効果を検証…麦茶を48週間継続摂取 情報大が「食の臨床試験」参加者募集 1月から1年間

 麦茶を毎日摂取し、認知機能改善への効果を検証する「食の臨床試験」に参加してみませんか?……北海道情報大学健康情報科学研究センターの食の臨床実験「麦茶(500ml)を48週間継続摂取する試験」が来年1月~12月に行われる。ケルセチン配糖体含有飲料(お茶/体への吸収を高めるためにケルセチンにグルコース〈ブドウ糖〉を結合した構造にしたもの)を約1年間継続して摂取することによる、認知機能改善効果の検証を目的としており、毎日1本(500ml)をできるだけ午前中に飲み切る。参加できる人は、60歳以上79歳までの日本人男女で、物忘れの自覚がある人、自分で日誌やアンケートを記入できる人。認知症、アルツハイマー病、神経疾患、脳血管障害により医師による治療、投薬を受けている人などは参加できない。参加無料。申し込みは11月27日(水)まで。
 TKPガーデンシティ札幌駅前(北2西2/TKP札幌ビル2階)で12月2日(月)~6日(金)の各日午前9時~10時に行われる「説明会」と、説明会と同じ日の午前10時~昼12時30分に行われる「事前検査①(採血など)」、「説明会」と「事前検査①」の翌日各午後1時30分~5時30分のうちの1時間程度行う「事前検査②(認知機能テストなど)」に参加し、本試験の「A日程」(1回目・1月16日〈木〉、2回目・4月8日〈水〉~10日〈金〉のうち1回来所、3回目・7月2日〈木〉~6日〈月〉のうち連続した2日間来所、4回目・9月23日〈水〉~25日〈金〉のうち1回来所、5回目・12月17日〈木〉~21日〈月〉うち連続した2日間来所)、または「B日程」(1回目は1月17日〈金〉、2回目以降はA日程と同じ)のいずれか全てに参加できる人が対象。これ以外の日にも、日誌内容確認のため月に1回来所してもらう予定だという。
 申込み・問い合せ/同センター【TEL】385―4430。