散歩道

2020年1月31日号掲載《最終回》 戦後、スター歌手・女優として脚光を浴びながらも、芸能活動から身を引き、日本初の肢体不自由児養護施設「ねむの木学園」を設立

戦後、スター歌手・女優として脚光を浴びながらも、芸能活動から身を引き、日本初の肢体不自由児養護施設「ねむの木学園」を設立(1968年)して園長をつとめている宮城まり子さん(1927年東京生まれ)が92歳の時のインタビュー ...

2020年1月24日号掲載 積雪統計が開始された1961(昭和36)年以来、初めてといわれる記録的な雪不足が続いている。

積雪統計が開始された1961(昭和36)年以来、初めてといわれる記録的な雪不足が続いている。早朝、久しぶりに少しまとまった降雪のあった1月16日午前9時現在の積雪をみても、札幌市中央区18㎝(札幌管区気象台データ/平年比 ...

2020年1月17日号掲載 忘れられない話がある……

忘れられない話がある……シンガーソングライターの平松愛理(えり)さんは、デビュー直後から重度の子宮内膜症に苦しみ、その激痛と闘う日々を重ねながら、母子ともに生きる確率が4分の1という難産の末、奇跡的に一粒種の長女「初一音 ...

2020年1月10日号 淡い黄緑の紫陽花(あじさい)の切り花が一輪、背景のない虚空に無造作に描かれている。

淡い黄緑の紫陽花(あじさい)の切り花が一輪、背景のない虚空に無造作に描かれている。鮮やかに咲く花と、みずみずしい葉々から伸びる枝が、中途で断ち切られている。その断面には、水分や養分を吸い上げ貯蔵する茶色の髄(木芯)がさら ...

2020年1月1日号掲載 AI(人工知能)研究者の黒川伊保子さんがラジオ番組(NHK・FM11月17日トーキングウィズ松尾堂)

AI(人工知能)研究者の黒川伊保子さんがラジオ番組(NHK・FM11月17日トーキングウィズ松尾堂)で、女性脳と男性脳のスレ違いをテーマにゲスト解説。プレゼントを喜ぶ女性の心理の話になって、一緒にゲスト出演していた、最近 ...

2019年12月20日号掲載 「女性脳」は、母乳を分け合ったりして子供を育て上げる必要性からも、例えばおしゃべりなんかで周囲とうまくやる

「女性脳」は、母乳を分け合ったりして子供を育て上げる必要性からも、例えばおしゃべりなんかで周囲とうまくやる「共感型」が優先されるように、何万年の進化で“調整”されている。これに対して「男性脳」は、狩りに出て危険な目に遭っ ...

2019年12月13日号掲載 《太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。》

《太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。》……三好達治(1900~1964年)という詩人の「雪」(詩集「測量船」)という、たったこれだけの短歌のような詩がある。夜半、しんしんと雪が降 ...

2019年12月6日号掲載 独自の脳の研究から、“男性脳”と“女性脳”のおかしくも哀しいすれ違いを、歯切れのいいユーモラスな語り口で解説し大反響を巻き起こしている

独自の脳の研究から、“男性脳”と“女性脳”のおかしくも哀しいすれ違いを、歯切れのいいユーモラスな語り口で解説し大反響を巻き起こしている「妻(夫)のトリセツ」(講談社+α新書)をはじめ数々のエッセイなどで知られる、AI(人 ...

2019年11月29日号掲載 11月8日、立冬の日、近所の方から「大根菜っ葉がとってもよく育ちましたから、いかがですか」とおすそ分けのお電話をいただいた。

11月8日、立冬の日、近所の方から「大根菜っ葉がとってもよく育ちましたから、いかがですか」とおすそ分けのお電話をいただいた。「3、4年前の大根菜っ葉の散歩道を思い出して…」わざわざ連絡してくれたという。ありがたさに恐縮し ...

2019年11月22日号掲載「人類は地球温暖化による『気候の緊急事態』に直面しており、このままでは経済や社会に破局的な影響が生じる」 

――「人類は地球温暖化による『気候の緊急事態』に直面しており、このままでは経済や社会に破局的な影響が生じる」と警告する論文を米オレゴン州立大の研究者がまとめ、趣旨に賛同する153カ国、約1万1千人の科学者の氏名と共に、生 ...

2019年11月15日号掲載 国際ジャーナリスト・堤未果氏の緊急リポートに「日本が売られる」(2018年幻冬舎新書)がある。 

国際ジャーナリスト・堤未果氏の緊急リポートに「日本が売られる」(2018年幻冬舎新書)がある。〈あらゆる公共サービスを民営化〉という日本政府の政策で、水や米、海や森や農地、国民皆保険に公教育に食の安全に個人情報など、日本 ...

2019年11月8日号掲載 満91歳のボケじじいの私と満84歳のボケばばあの女房とは

満91歳のボケじじいの私と満84歳のボケばばあの女房とはこの頃毎日競争でトンチンカンをやり合っている私が片足に2枚かさねてはいたままもう片足の靴下が見つからないと騒ぐと彼女は米も入れていない炊飯器にスイッチ入れてごはんで ...