文楽協会…「生写朝顔話」、「ひらかな盛衰記」ほか… 人形浄瑠璃の「文楽」札幌公演 10月10日、教育文化会館

 日本の代表的な伝統芸能の一つで、ユネスコ無形文化遺産にも指定されている「人形浄瑠璃『文楽』」の札幌公演(字幕表示あり)が10月10日(木)午後1時30分~4時10分(終了の予定)=昼の部、午後6時30分~9時(終了の予定)=夜の部、札幌市教育文化会館(北1西13)で開催される。料金は各公演、全席指定5000円。U25(1994年以降生まれ)3000円。
 演目は昼の部が、お家騒動にすれ違いの恋を絡ませた物語「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」より「明石船別れの段」、「笑い薬の段」、「宿屋の段」、「大井川の段」。上演の前に、出演者の竹本小住太夫が解説やあらすじを説明し、見どころを紹介する。夜の部が、木曾義仲の忠臣樋口次郎兼光と、孫を殺された恨みを乗り越える老船頭の物語「ひらかな盛衰記」より「松右衛門内の段」、「逆櫓(さかろ)の段」。そして、道成寺の安珍・清姫伝説を題材とした時代物「日高川入相花王」より「渡し場の段」。上演の前に、出演者の豊竹亘太夫が解説やあらすじを説明し、見どころを紹介する。
 問い合わせ/同会館【TEL】271―5822。