ジョン・レノン夫人のオノ・ヨーコさんの従弟(いとこ)で、自然保護や脱原発の市民運動に長く関わる、北海道大学名誉教授の小野有五さんが主催者代表を務める「GIVE PEACE A CHANCE! ジョン・レノン追悼コンサート~今こそ平和にチャンスを!~」がジョン・レノンの命日に当たる12月8日(日)昼夜2回、パーティーハウス・フィエスタ(南3西1/マルビル2階)で開かれる。午後2時~4時の第1部は、家族や子供たちのためのコンサートで、料金は大人前売1500円(当日2000円)、学生1000円、小学生500円、未就学児無料。午後7時~9時の第2部は、大人のためのコンサートで、料金はワンドリンク付きで前売3500円(当日4000円)。チケット取り扱いは道新プレイガイド、札幌市民交流プラザほか。
第1部は子供たちのダンスチーム「マックアート・ハウス・キッズ」、若いアイヌの女性3人でつくる「ユニット木の芽」、「ザ・ケン・ヤハラ・ロックンロールバンド」、「サッポロジャズクワイア」、「KVSジュニア・ジャズ・クワイア」、ジャズシンガー「ミズホ」ほかが出演。小野有五さんは「木の芽」とのコラボで、トンコリの演奏に合わせて知里幸恵「カムイユカラ」の「シマフクロウの謡ったユカラ」を語る。
子供たちへの生演奏入りストーリーテリングは「ビートルズ版 ウラシマタロー」。パワーポイントでウラシマタローのいろいろな場面が写し出される中、竜宮城は「オクトパス・ガーデン」、海に入って行くときは「イエロー・サブマリン」といったビートルズの楽曲が演奏される。授乳スペース、親子で楽しめるカーペットスペースも用意されている。
第2部は「タック・ハーシー・バンド」、「ザ・ケン・ヤハラ・ロックンロールバンド」、ジャズシンガー「ミズホ」ほかが出演。ジョン・レノンのスピリットを伝える、タック・ハーシーさんと小野有五さんとのトークセッションもある。
小野有五さんはコンサート案内に「平和を脅かす動きはさらに加速してきたように感じます。今こそ“Give Peace A Chance”というメッセージを、1人でも多くの人に、ジョンの音楽を通じて伝えたい。1人1人がどんな時でも、笑顔で、他の人に向きあえますように!」との思いを寄せている。
問い合せ/ハウス・オブ・ジャズ【TEL】611―9037。