ニシン漁が盛んだった後志管内余市町や積丹半島、天売などの漁村で、昭和の初め頃まで行われていた行事の“豆占い”を同様に再現する、北海道開拓の村の年中行事「節分・豆占い」が2月2日(日)午前10時~午後3時30分、村内の旧青山家漁家住宅(厚別町小野幌50―1)で行われる。入村料は一般800円、高大生600円、中学生以下、65歳以上の人、身体に障害のある人は無料。
豆占いは、炒って神棚に供えた豆をいろり(今年度は設備の都合上、火鉢を使用)の灰汁(あく)の上に並べ、その焼け(こげ)具合で自分の漁場内の好漁場や漁期を占う(豆が灰をかぶって白くなれば大漁、黒く焦げると天候が悪く不漁とされる)。 開拓の村ボランティアの解説のもとで行われる。実演は来所者があるたびに行うが、焦げ具合などで結果が分かるため、時間がかかる場合もあるという。
▽「むら特製 たくあん・甘酒の提供サービス」(さっぽろ雪まつり協賛事業)…2月4日(火)~11日(火・祝)午前10時~午後4時、村内の旧来正旅館=甘酒と村で作ったたくあんで、ホッと一息つき暖まる。
問い合わせ/開拓の村【TEL】898―2692。