資料をもとに境内や祭りの移り替わりをたどる 企画テーマ展「北海道神宮」 2月8日~、北海道博物館

 北海道博物館の第16回企画テーマ展「北海道神宮」が2月8日(土)~4月5日(日)午前9時30分~午後4時30分(入場は午後4時まで)、同博物館2階特別展示室(厚別町小野幌53―2)で開かれる。観覧無料。期間中の休館日は月曜日(2月24日は開館)と2月25日。
 北海道神宮(旧札幌神社)には、明治2年(1869年)の神社創建時に関するものから、大正・昭和にかけての境内の様子や四季折々の行事を描いた書画をはじめ、神宮ゆかりの人びとの器物のほか、各時代を反映した奉納物などが所蔵されている。また、昭和59年(1984年)には、北海道開拓記念館(現同博物館)に考古・アイヌ民族資料などを寄託した。
 展示では寄託資料を公開するほか、これらの資料の収集や神輿渡御などの石版画制作に、明治23(1890)年~明治32(1899)年まで宮司を務めた白野夏雲(1827~1899年)が果たした役割などを紹介する。
 【関連イベント】▽「1966年の映像資料からみた『札幌まつり』」 2月22日(土)午後2時~4時、北海道立図書館研修室(文京台東町41)。参加無料。定員はおおむね高校生以上の先着60人。申し込みは2月21日(金)まで。講師は北海道博物館学芸員の舟山直治氏。昭和41年(1966年)の映像「札幌のまつり」(日経映画社/10分)も上映予定。
 イベントの申し込み・問い合わせ/同図書館利用サービス部北方資料室【TEL】386―8523、企画テーマ展は同博物館【TEL】898―0466(総合案内)。