子育て世代の転入数 江別市が全国8位に

 2020年(令和2年)1月31日総務省が公表した「住民基本台帳人口移動報告2019年(令和元年)結果」によると、年齢3区分別転入超過数の多い市町村の「年齢0歳~14歳」の区分で、江別市が全国8位になった。2019年の江別の超過転入数は591人で、2018年の441人に対して34%の増加率。190万人都市・札幌市に隣接する利便性の高さや、快適な住環境が、子育て世代の人気を集めている。
 江別市は、石狩振興局管内では札幌に次ぐ都市。札幌の中心部までJRで16分ほどと、交通アクセスがよく、道都圏のベッドタウンとして発展してきた。しかし、2005年(平成17年)をピークに人口減少に転じており、市では2015年度から、こうした状況を克服するため5年間の目標や基本施策をまとめた「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定。市民や自治会、企業、学術機関などと協働で、江別市がもつ地域特性を生かした、人口減少と地域経済縮小を食い止める取り組みを進めている。
 江別市は、①札幌中心部や副都心新札幌へのアクセスのよさ、②地価の安さ(江別市の平均地価27・2万円/㎡、北海道平均61・6万円/㎡)、③小学校・中学校ともに全国・全道平均を上回る学力レベル、④公共図書館の蔵書数の多さ(一人あたりの蔵書数は札幌圏1位の13冊)、⑤学校給食への地場産野菜の使用割合の高さなど、子育てのしやすい環境を打ち出し、インターネットや冊子などを通じてPR活動に取り組んでいる。
 江別市企画政策部の西田昌平次長は「豊かな自然が街と調和した江別市の暮らしやすさ、子育てのしやすさを今後も積極的に発信していきたい」と話している。