窓口混雑期も自宅や事務所で納付可能 国税はキャッシュレス納付で税務署が呼びかけ

 令和元年分の所得税および復興特別所得税、贈与税の申告と納税は3月16日(月)まで、個人事業者の消費税および地方消費税の申告と納税は3月31日(火)までとなる。国税庁では、現在、2025(令和7)年度までにキャッシュレス納付比率4割程度を目指した取り組みを進めており、厚別区と江別市を管轄する札幌東税務署(厚別東4条4丁目)と清田区・北広島市を管轄する札幌南税務署(豊平区月寒東1条5丁目)でも、簡単・便利に納付ができる「キャッシュレス納付」の利用を呼びかけている。
 キャッシュレス納付を利用すれば、確定申告期などの窓口が混雑する時期に、金融機関や税務署に出向くことなく、自宅や事務所で納付ができるという。
 主なキャッシュレス納付は次の通り。▽「振替納税」…事前に税務署または金融機関に届け出ることで、振替日に預貯金口座から自動的に納付ができる。一度手続きをすれば継続して利用が可能。▽「クレジットカード納付」…パソコン・スマートフォンなどから「国税クレジットカードお支払サイト」にアクセスし、必要事項を入力するだけで納付ができる。事前の届出は必要ない。なお、納付税額に応じた決済手数料がかかる。▽「その他の納付手段」…QRコードを利用したコンビニ納付・ダイレクト納付・電子納税など、自身にあった納付手段を選択できる。詳しくは国税庁のホームページで確認を―。
 問/札幌東税務署【TEL】897―6111、札幌南税務署【TEL】555―3900。