特別展「ねないこだれだ誕生50周年記念」 道立文学館でせなけいこ展 4月4日~6月7日、中央区

 絵本作家・せなけいこ氏の絵本原画や貴重な資料など、約250点が出品される、特別展「『ねないこだれだ』誕生50周年記念 せなけいこ展」が4月4日(土)~6月7日(日)午前9時30分~午後5時(入場は4時30分まで)、北海道立文学館特別展示室(中島公園1―4、地下鉄中島公園駅3番出口6分)で開かれる。休館日は月曜日=ただし、5月4日(月・祝)は開館し、5月7日(木)は休館=。料金は一般700円(前売560円)、高大生・65歳以上450円(前売360円)、小中学生300円(前売240円)、未就学児無料。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会期は変更となる可能性があるという。
 「ねないこだれだ」や「めがねうさぎ」の作者として知られる絵本作家のせなけいこ氏は1969年、37歳で絵本作家としてデビュー。おばけや妖怪、うさぎなどをモチーフに、貼り絵の手法を用いて生み出したシンプルながらも独創的な絵本は、世代を超え、多くの親子に読み継がれるロングセラーとなっている。
 特別展では、絵本デビュー作の「いやだいやだの絵本」4冊シリーズをはじめとする絵本原画や貴重な資料などを展示。これまであまり知られていなかった、絵本作家デビュー前の幻燈や紙芝居の仕事もひもとき、せなけいこ氏の創作の全貌(ぜんぼう)を紹介する。記念撮影スポットなど楽しい仕掛けも用意されるという。
 問/同館【TEL】011―511―7655。