新型コロナ対策の「北海道・札幌市緊急共同宣言」受けて 北海道博物館が臨時休館に 再開は現状5月8日を予定

 新型コロナウイルス感染症対策の「北海道・札幌市緊急共同宣言」を受け、北海道博物館(厚別町小野幌53―2)が5月6日(水・休)まで(予定)臨時休館となった。同博物館では、5月7日(木)が当初から通常の休館日となっていたため、現段階で臨時休館を終えたのちの再開は5月8日(金)からとなる。4月25日(土)から予定されていた第17回企画テーマ展「楽器 見る・知る・考える―北海道博物館資料+枡谷隆男氏コレクション―」は再開日以降に開催する意向だという。
 企画テーマ展では、特別イベントの「アイヌ音楽ライブトンコリ演奏会」、スペシャルミュージアムトーク「枡谷隆男さんが解説する『楽器 見る・知る・考える』」が新型コロナ感染拡大防止のため、中止。このほかの関連イベント、5月9日(土)午後1時30分~3時の子どもワークショップ「身近な材料で音の出るおもちゃをつくろう!」(無料、小中学生先着20人)、5月10日(日)午後1時30分~3時30分の荒山千恵氏(石狩市教育委員会)による講演会「音の考古学~出土品から楽器の源流を探る」(無料、中学生以上先着40人)、5月24日(日)午後1時30分~3時30分の枡谷隆男さん(札幌大谷大学、北翔大学ほか非常勤講師)による「音が出る道具のおはなし~音具と楽器の起源と役割を探る」(無料、中学生以上先着40人。申込は4月25日から)は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための対策を講じた上で、開催する予定としている。
 申し込みは専用電話(【TEL】011―898―0500)で。
 問/北海道博物館【TEL】011―898―0466。